1973年のアメリカホームコメディ『FはFamilyのF』がほろ苦い

FはFamilyのF

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NETFLIXオリジナルアニメの『FはFamilyのF』を見ました。

絵が結構苦手な部類なので敬遠してましたが、パラダイス警察や魔法が解けてを見た後だと若干ほのぼのとする部分があってホッとします。

言葉遣いが荒かったり、主人公がキレキャラだったりはするんですが、ところどころ和やかな展開になるのが温かくていいんですよ。

コメディというよりも家族ドラマとしての側面が強いと思いました。この中流階級の一般家庭にすごく共感できて、ほろ苦い切なさがあります。

目次

『FはFamliyのF』の内容

アメリカのコメディアンであるビル・バー氏と、ザ・シンプソンズの脚本家であるマイケル・プライス氏によって制作されたアメリカホームコメディです。

1973年のアメリカが舞台。航空会社の荷物係として勤務するフランク・マーフィー。彼は愛しい奥さんとクレイジーな3人の子供を養う一家の大黒柱。

金持ちの隣人に見えを張って、高級な超大型カラーテレビを買うことになります。果たして彼はボクシング観戦パーティまでになんとかできるのか。(1話より)

 

センチメンタルになる家族ドラマ

おすすめ度: 

オープ二ングだけでなかなか面白そうなアニメだなと思いました。

卒業したてのフランクはスーパーマンよろしく希望を胸に空へと飛んでいきますが、戦争の徴兵、ミルクボトル(赤ちゃん)、結婚、請求書やモノの山へと突っ込んでいきます。

人生のイベントが目の前に山積みになり、身動きがとれない状況に陥ってしまった中年男のフランク・マーフィーとその家族の物語です。

ライフイベントに突っ込むフランク

FはFamilyのF / オープニング

クソみたいな現実に耐えながら生きていくしかないマーフィー家族。でもそんな人生にある小さな幸せも悪くない。見ていると、自分を重ねられずにはいられません。

別に1970年代に生きていたわけではありませんが、センチメンタルな気持ちにさせるアニメです。そこがすごく好き。

コメディというよりドラマって感じなので、特にそこまで笑うことはないです。ないんですけど・・見ていて面白い。最初はちょっと微妙に感じても、シーズン1が終わる頃にはすっかりファンになっているでしょう。

 

フランクに共感してしまう

一家の大黒柱フランク・マーフィー

一家の大黒柱フランク・マーフィー

見栄っ張りで腹が出ててメガネかけてるてっぺんハゲのキレキャラ。ザ・中流階級って感じのおっさんフランク。

ものすごく腹立たしいほど自己中なのですが、喧嘩した後すぐ反省して和解するところとかとても人間味のあるおっさんです。

お隣さんの家じゃなくて自分の家に集まって欲しいがために、持っていないものを持ってると近所に言っちゃうみたいな見栄っ張りの嘘とか、子供が宿題やらなくて怒鳴るとか、ボスと同僚に板挟みにされるとか、あるあるある(もしくはあった)と思っちゃいます。

自分が子供の頃の父親ってまさにこんな感じだったな〜と私はものすごい共感してしまいました。昭和世代の父親ならそういう方が多いのではないでしょうか。

 

絵が微妙。だけど味はある

絵がイマイチ。絵だけでいうと今まで見た海外アニメの中でもワースト3位に入るかも。キャラクターが全員ブサイクなのが辛い。

ですが、やっぱり人間ってのは慣れるもの。見ていると普通に受け入れられるようになります。

そう、慣れてくるとなんだか味のある絵だな・・とか思ってしまいます。

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シーズン4は?

現在シーズン3までNETFLIXで視聴できます。シーズン1は7話構成、シーズン2は10話構成。1話あたり25~28分程度

シーズン3は2018年11月30日にリリースされました!予想通り年内リリースでしたね。

シーズン4はどうなるのでしょうか?現状、シーズン4の話も、キャンセルされたという話もありません。来年にはまた少しずつ情報が解禁されるはずなので、まずはシーズン3を見て楽しみに待ちましょう。

 

まとめ

『FはFamilyのF』は1970年代のほろ苦さと懐かしさと切なさを思い出させてくれるアメリカ家族ショー。

私みたいに絵で敬遠していた方も是非見てほしい。見れば「あ、これ結構面白くないか」と思ってもらえるんじゃないかな。

NETFLIXのアニメは面白いのばかりですね。狂ってるやつもあるけど・・

https://vanblog.net/bigmouth/

https://vanblog.net/paradisepd/

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