ついこの前ゲームオブスローンズをシーズン7まで見終わりまして。なんか新しいドラマないかな~とネットフリックスをサーフィンしていたら、面白そうなのがあるじゃないですか。
その名もマインドハンター。
1970年代後半のアメリカが舞台のFBIモノ。とりあえずシーズン1全部見たけど、かなり面白いよコレ。捜査におけるプロファイリングという手法を初めて確立したジョン・E・ダグラスという人が書いた本の話なので、実話ベース。数々のシリアルキラーに話を聞いて実際の捜査に役立てようとするんだけど、この収監された異常な殺人者たちとの会話シーンが恐ろしい。
そう、もし彼がプロファイリングを採り入れていなかったらハンニバル・レクターは生まれていなかったかもしれないのだ!たぶん。サイコパス、シリアルキラー、プロファイリングとか好きな人には絶対オススメ。
マインドハンターの概要
1970年代後半のアメリカ。FBIは増加していく異常な殺人者たちに手を焼いていた。それまでは物欲であったり、妬みであったり、はっきりした動機を元に捜査が行えたが、この異常な殺人鬼たちの動機を見つけようとすると手詰まりになってしまう。何故、どうしてこの殺人鬼たちは殺しを行うのか、それを理解しないでどうやって犯罪を止められるのか?
主人公であるホールデン・フォード捜査官は、あるきっかけから犯罪心理学にその可能性を見出す。収監した凶悪犯から話を聞くことで犯罪心理学・プロファイリングといった当時あまり広まっていなかった手法を捜査に適用し、事件を解決しようと試みる。
マインドハンターの面白さ
マインドハンターは、変化していく社会とそれにどう対応していかなければならないかを考えさせるドラマです。よくある話ですが、ベースが異常犯罪者たちの話なので興味深い。
全体的にゆっくりと物語が進んでいく。しっかり語らなければならない場所に時間を割いていて、物語の緩急的には基本緩いのだが見入ってしまう。囚人との会話シーンがコアテーマなので丁寧に見せるのは当然なんだけど、自分が本当にそこにいるかのような緊張感が走る。
このドラマはいつが舞台かを言われないで見始めたら、きっと現代ドラマだと思うのではないだろうか。1970年代など少し前の時代を描く映画は、よく時代を懐かしむような描き方をするけどこのドラマは違う。出てくるモノ、人々の考え方は古いんだけど、映像はしっかり綺麗だしノスタルジーを醸すような演出もない。
とりあえずお試しで1話を見てみて、いや〜面白いじゃないか!とエピソード2を見たところ、監督の名前がデビッド・フィンチャーだった。私の敬愛する鬼才監督じゃないか!全然知らなかった。
デビッド・フィンチャー監督
代表作は沢山ある。というか撮るものは軒並みヒット。
- セブン
- ファイトクラブ
- ベンジャミンバトン
- ソーシャルネットワーク
- ドラゴンタトゥーの女
- ゴーン・ガール
御察しの通り、ミステリー・サスペンスを撮りまくっている。
黒歴史といえばエイリアン3くらいのもので、挫折しかけたようだがセブンで超V字復活を遂げました。
シーズン2について
シーズン2は8月16日からNETFLIXで一挙公開されます。
楽しみすぎます。
まとめ
プロファイリング・シリアルキラーなどが好きなら絶対におすすめできる「マインドハンター」。
ビクッというような怖さではなく、少しずつ心に忍び寄ってくるような恐ろしさがあります。
シーズン2も放送開始となりますので、見ましょう!