Amazon Echo Dotはアマゾンから出ているスマートスピーカーの一番小さいモデル。
内蔵されたアレクサというスマートAIに話しかけることで、面倒な手作業なしにさまざまな機能を利用することができます。
Amazon Echoシリーズは新商品も結構発売されるしEcho自体の進化も速い。初めてEcho Dotの第1世代がアメリカで発売されたのは2016年3月。それから月日が経ち、今は第3世代が発売されています。
Echo Dotはどのような進化を遂げ、どんな新しい商品が出ているのか。
第1・2世代を使っている方はこの機会に新世代の特徴を見てみて更新するか検討してみるのも良いと思います。
Echo Dotでアレクサと友達になったら是非スマートホーム化を試してみましょう。細々とした煩わしいことが解決されたり、便利な機能で楽したりできるかも?
Amazon Echo Dotの歴史
Amazon Echo Dotは2016年3月に発売されたアマゾンオリジナルのスマートスピーカー。
アレクサと呼ばれるAIアシスタントを通して、ボイスコントロールで色んな機能が利用できます。音楽をプレイしたり、アラームをセットしたり、外部のスマート家電を使ったりと用途は様々。
シリーズでも最も値段が安いコンパクトモデルなので、スマートスピーカー入門には最適。
中身の音声AIアシスタントであるアレクサはどのシリーズでも一緒なので、Echo DotやEchoで迷っているなら決め手はハードウェアスペックになります。
Echo Dotシリーズはスピーカーも小さいため、外部スピーカーの接続を前提としていましたが第3世代ではスピーカーが大きくなって音質はかなり改善されました。
Echo Dot 世代ごとのスペック比較表
世代 | 第1世代 | 第2世代 | 第3世代 |
寸法 | 38x84x84mm | 32x84x84mm | 43x99x99mm |
重さ | 250g | 163g | 300g |
色 | 黒 | 黒/白 | チャコール/ヘザーグレー/サンドストーン |
WiFi | 802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) | ||
ボタン | アクション/ミュート/ボリュームダイヤル | アクション/ミュート/ボリュームアップ/ダウン | |
電源 | micro USB | パワーピンコネクタ | |
スピーカーサイズ | 0.6インチ | 0.6インチ | 1.6インチ |
最大音量 | ? | 66dB | 79dB |
内蔵マイク | 7個 | 7個 | 4個 |
Bluetoothスピーカー接続 | 〇 | ||
AUX出力 | 〇 | ||
Bluetoothデバイス接続 | 〇 | ||
LEDパワーライト | 〇 | × | 〇 |
Echo Dot 第1世代
発売日: 2016年3月
最初のAmazon Echo Dotはアメリカのみでの販売でした。なので所持している人は少なめかと。Amazon Echo Dot第1世代は2014年に発売されたEchoのコンパクトサイズ版で、その小さなスピーカーゆえに外部スピーカーへの接続が前提とされていました。
発売当時は音声認識が微妙で中々認識してくれず、評価も伸び悩んだようです。が、未来的な新しいガジェットとしての人気は強かった。
第1世代は$89.99と結構高い買い物でした。第2世代以降かなりのコストカットが行われ、手が出しやすくなります。
Echo Dot 第2世代
発売日: 2016年10月
第1世代ではボリュームをダイアル式に回転するタイプでしたが、第2世代ではダイアルが廃止されて上面にボリュームボタンが2つ追加されました。これはコストカットのための仕様変更だそうです。
デザインは大きく変わらずホッケーのパックのような見た目。しかし、第1世代より小さく・より軽くなりました。色にもパールホワイトが追加。音声認識性能も向上しました。
減ったものとして、3.5mmケーブルが付属しなくなりました。値段はグンと下がりました。およそ半額くらい。ていうか第1世代から更新まで実に7ヶ月しか経っていないという。
Echo Dot 第3世代(最新)
発売日: 2018年9月
第2世代からデザインが一新され、プラスチックではなくソフトな布でサイドが覆われた柔らかい印象の外観になっています。色もチャコール・ヘザーグレー・サンドストーンの3種類に増えています。トップ面のエッジがシャープではなくラウンドエッジになりました。
第2世代との大きな違いは音質で、かなり性能が向上しました。1.6インチスピーカーを搭載しており、より美しく大きい音を少ない歪みで出力してくれます。3.5mm外部スピーカー接続ポートはそのままに、もちろんワイヤレススピーカーへの接続も可能。
電源がUSB給電ではなくパワーピンコネクターになってしまったのが残念な変更点。また、サイズが一回り大きくなり、重くなっています。
コンパクトさ・見た目・音質で何を優先するのか。それが更新するかの悩みどころになると思います。第2世代より値段は少し高くなりますが、見た目の柔らかさが気に入り、より良いスピーカー性能が欲しければ買っても損はないでしょう。
まとめ
第3世代でかくて重くなっとる!!と思うけど、ファブリックデザインだと柔らかくてインテリアに合う印象があるので置いておく分には気にならないと思います。そもそもポータブル製品じゃないしね。スピーカーが改善されたのも買う理由になります。
電源がUSBじゃなくて普通のACアダプター用のものになってしまったのが残念といえば残念。内蔵マイクの数は第2→第3で減っているけど性能が良くなっているのでAmazonとしては問題ないと言ってます。
現在購入できるのは第3世代のみ。第4世代は2020年ごろじゃないかな・・と予想してみたり。