普通に男女が出会って、恋して、喧嘩して、仲直りしてハッピーエンドってラブコメも良いのですが、王道ではない少し風変わりな恋愛映画を見てみませんか?
何が変わっているかっていうのは管理人基準になりますが、あんまりラブコメが好物ではない私が面白いと思ったので是非おすすめしたい。
きっと見てよかったと思うはず!
そんな映画を10本紹介します。
恋愛映画好きじゃない人が面白いと思った恋愛映画10選
1. (500)日のサマー (2009)
あらすじ
グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、新入りのサマー(ゾーイ・デシャネル)に一目ぼれしてしまう。ある日、好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中トムは、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと……。
運命の恋を信じるトムと、真実の愛を信じないサマー。トムはサマーを愛しているが彼女が持つ恋愛観に翻弄される。
友達?恋人?振り回されるトムに感情移入しつつも、サマーが可愛すぎるので憎めない・・音楽と演出も凝っていて必見の映画。
2. エターナル・サンシャイン (2004)
あらすじ
ジョエル(ジム・キャリー)は、別れた恋人・クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が自分との思い出を消すために記憶除去手術を受けたことを知り、自分もその手術を試すが……。
人の記憶を除去できるシステムがあるというちょっぴりSFな恋愛映画。お笑いを封印したジム・キャリーが素晴らしい。
ミシェル・ゴンドリー監督による夢の演出が良い。忘却というテーマを見事に映像化しています。
3. ラースと、その彼女 (2007)
あらすじ
幼いころのトラウマから人とのつながりを避けて生活し、毎日地味な仕事に従事する青年ラース(ライアン・ゴズリング)。そんなある日、彼はガールフレンドを連れて自分を心配する兄夫婦(エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー)と食事をすることに。しかし、ラースが連れて行ったガールフレンドとは、インターネットで注文した等身大のリアルドールだった。
リアルドールが恋人と言い張るラース。最初は気持ち悪いと思いました。出オチかよとも。
でもこの映画はクレイジーでも、ただのコメディでもなく、優しさに触れることのできる素晴らしい映画です。
ライアン・ゴズリングはヒット作量産します。
4. わたしはロランス (2012)
あらすじ
カナダのモントリオールで国語の教師をしているロランス(メルヴィル・プポー)は、ある日、恋人のフレッド(スザンヌ・クレマン)に対して女性になりたいと打ち明ける。ロランスの告白にフレッドは激高するも、一番の理解者になることを決める。迷いや戸惑い、周囲の反対を乗り越えて、社会の偏見に遭いながらも二人の人生を歩もうとする。
男だけど女として生きたい、でも同時に恋人の女性を心から愛しているというところで、ロランスもフレッドもそれぞれ葛藤を抱きながら生きていく。
脚本・監督はグザヴィエ・ドランという当時若干25歳の若き天才。
とにかく映画全体を通してセンスが凄まじすぎる。なんでしょうか、彼の映画はセンスが凄すぎるという言葉がしっくりくるんです。彼の他の映画も要チェックです。
5. her / たった1つの彼女 (2013)
あらすじ
近未来のロサンゼルスで、セオドア(ホアキン・フェニックス)は相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをしていた。長きにわたり共に生活してきた妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。
全体的な映画のトーンとしてはあっさりめ。見終わった後、ちょっと余韻が残ります。なるほどなぁ、と。これは愛について考える映画。
色使いが美しくて素晴らしい映像です。
6. ワンス ダブリンの街角で (2007)
あらすじ
ダブリンの街角で毎日のようにギターをかき鳴らす男(グレン・ハンサードは、ある日、チェコ移民の女(マルケタ・イルグロヴァ)と出会う。ひょんなことから彼女にピアノの才能があることを知った男は、自分が書いた曲を彼女と一緒に演奏してみることに。すると、そのセッションは想像以上の素晴らしいものとなり……。
音楽演奏がメイン。いい曲なんですよどれもホントに。
同じ監督の「はじまりのうた」や「シングストリート」も音楽メインでいいです。
7. 愛のむきだし (2009)
あらすじ
敬虔(けいけん)なクリスチャンの家庭に育ったユウ(西島隆弘)は、ある出来事を境に神父の父(渡部篤郎)に懺悔を強要され始める。父の期待に応えようと、懺悔のために毎日罪作りに励むうちに罪作りはエスカレートし、いつしかユウは女性ばかり狙う盗撮魔となっていた。そんなある日、運命の女ヨーコ(満島ひかり)と出会い、生まれて初めて恋に落ちるが……。
人を愛するとはこういうこと、そんな純愛とも言うべき物語。
4時間という超がつく長編で、下ネタ・盗撮・宗教とハチャメチャで何でもありなアクション系恋愛映画。
8. スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団 (2010)
あらすじ
売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリム(マイケル・セラ)はゲームやデートに明け暮れていたが、不思議な魅力を持つ女の子ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に出会い、恋に落ちる。しかし彼女には邪悪な元カレが7人もいて、全員を倒さなければ付き合うことができないという。大好きな彼女のため、スコットは次々に現れる元カレたちと対決することになり……。
ハイセンス・ハイテンポなラブコメディ。スコットは一目惚れしたラモーナの元カレを全員倒すことができるのか?
ゲームの世界観がいいですね。日本人俳優の斉藤兄弟も出演しています。
9. ぼくのエリ 200歳の彼女 (2008)
あらすじ
ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。ある晩、彼はアパートの隣の部屋に引っ越して来たエリ(リーナ・レアンデション)という少女と出会う。同じころ、近くの街では青年が逆さづりにされてノドを切り裂かれ、血を抜き取られるという残忍な殺人事件が起きる。
いわゆる吸血鬼モノ。スウェーデン映画ですが、ハリウッドでもリメイクされています。クロエ・モレッツが好きな方はそちらでも。
あっと驚く隠しネタ(本来は隠してないが日本ではミスリードされて分かりづらくなっている)もあるので、見終わったら解釈とかネタバレ記事を探してみましょう。
10. ミスター・ノーバディ (2009)
あらすじ
2092年、化学の進歩で不死が可能となった世界で、118歳のニモ(ジャレッド・レトー)は唯一の命に限りある人間だった。ニモは記憶をたどり昔のことを思い出す。かつて9歳の少年だったニモの人生は、母親について行くか父の元に残るかの選択によって決まったのだった。
パラレルワールドが題材のSF。もしあの時別の選択をしていたら?皆さんも考えたことあるのではないでしょうか。
独特な世界観で惹き込まれます。ファンタジーなんだけど、選択が我々を象っていくというメッセージが突き刺さります。
まとめ:恋愛映画も面白いものはたくさん隠れてる
私はあまり恋愛映画は率先して見ません。そんな私が見てなんか刺さった映画たちです。
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