固定回線の契約をせず、docomoのXiのようなモバイルWi-Fiからルーターに繋いで有線分配することが可能。
手順はHW-02Gの説明書を参考にすればよいのだけれども、ちょっと迷ってしまったことがあったので備忘録。
ぶち当たった問題点というのが二重ルーターだった。ルーターをブリッジモードにしないとルーターが2つになってしまい、そのままだとインターネットへ繋がらない。これを解決するのはけっこう簡単。
HW-02Gのクレードル設定
今回使用したのはHW-02G。docomo向けに開発されたモバイルWi-Fiルーター。
ちなみに上のやつだけ買っても使えないから注意。クレードルはついているみたいだけど。有線分配するにはクレードルが必須です。
- クレードルとルーターをLANケーブルで接続
- ルーターからは好きなように分配する
- 本体をクレードルに差し込む
- クレードル設定からインターネット設定の接続モードをLANにする
これでOK。
Home画面に戻って、左上に電波がたっているか、LTEと表示されているか確認しよう。
Xiをルーター化せず、アクセスポイントとして使うためには接続モードをDHCPまたはPPPoEモードにするらしい。
ただ、私はこの方法では接続できなかった。この方法だと次に紹介するルーターの設定はブリッジではなくルーターモードのまま。
ルーター側の設定
使用したルーターはWG1800HP。
ルーターの裏にある物理的なスイッチで、RTモードからBRモードへ変更する。BRとはブリッジモードのことで、ルーター機能を停止させてスイッチングハブとしての機能へ変更してしまう。
これだけなんだなぁ・・
スイッチを動かしたらAC電源を抜き差しして再起動しよう。
起動が完了したらインターネット接続してみてほしい。
Xiをクレードル接続し、接続モードをLANにすると本体はルーターとして機能する。そこから分配用のルーターに繋げると二重ルーターになり、インターネット接続ができなくなってしまう。
まとめ
インターネットに繋がらない時は、HW-02G本体がインターネットに接続できているか、配線・設定上二重ルーターになっていないかを調べてほしい。また、ブロードバンドルーターに変更を加えたら再起動することも忘れずに。
固定回線でなくWi-Fiで済ませる利点は、必要とあればWifiルーターを外に持ち出せることかな?それと引っ越した時に面倒な手続きとかがない。ただデメリットは回線のスピードを求められないこと。ゲームとかするなら固定回線敷いた方が絶対良いよ。
この方法を使えばHW-02Gから複数の離れた場所にある機器にインターネット回線を分配することができて便利です。